現在リリカルなのはの二次創作と日記を掲載。そのうちオリジナルの恋愛物も書くかも……
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第二部開始です
 とうとう始まりました。空の少年第二部です。待ってくださっていた方も、そうでない方も、楽しんでいただければ幸いです。じわじわと新キャラを出したり、今まで張った伏線の回収を始めたり、Stsとその後の展開への伏線を張り始めたりと、色々試行錯誤しながら書いてます。改めて、ものを書く事の難しさを実感しているところです。Stsに入るまでは話が時系列的に飛び飛びになるので、今まで以上にブツ切り感は強くなるかもしれません。というかおそらくそうなります。私の作品って長編は長編でも、短編連作と言った方が相応しいのかもしれませんね。

 ちょっとだけですけど、第一部についてまとめ的なものでも語ってみましょうか。第一部というのは全体を通して、主人公が"心を失った時"から、"心を取り戻すまで"のお話でした。その間でも彼の心は多少の動きを見せているのですが、大筋としてはそんな感じです。臭い感じで私の好きな漫画のフレーズを使わせていただきますと、次のようになります。
 六歳当時に彼の胸を抉り瑞樹が去ったとき。それが幸福の終わり。
 そして第一部の最終話で瑞樹が逝ったとき。それが終わりの幸福。
 似ているようで全く異なるこの二つの幸福が、一人の少年の人生に大きな影響を与えてしまいました。この二つの幸福の節目の間を繋ぐ物語が、空の少年第一部です。第二部以降は、彼の周囲の大人たちに与えてもらった貰い物の心を、今度は自分で中身を埋めていくお話になります。

 "空"というの、この作品を表すもっとも重要なキーワードです。よりはっきりと言えば、空っぽです。作中の中ではそこまで具体的な説明はしていませんでしたが、私の中では心とは"中身"と"器"の二つで構成されたものとして書いてきました。瑞樹による主人公の瀕死事件の折に、愛している者に捨てられ、それを失ったことで(裏切られたとは考えていない。その瞬間の母の顔を主人公は覚えているから)心の中身がほぼ空っぽになりました。そんな状況でも日常生活を送れていたのは、物事を円滑に進めようとする適応本能というべきもので、人間関係を円滑に進めるために周囲の人間が望む行動をとることができたからです。これを文中では仮面をつけると表現していました。実はこれは紅熾に出会う前の瑞樹と同じ状況でもあります。その後次元世界に触れることで、母親生存の可能性を知り、それを切っ掛けにしてわずかに残っていた心が疼きだし、僅かな期間ではあるが能動的に活動して母を助けようとしました。その結果が廃人となった母との対面ですが、その事実は主人公の心は中身がなくなるだけでなく器すら壊れてしまいました。そうなることで、以前以上に分厚い仮面をかぶることになる主人公でしたが、聡い大人はその異常性にすぐに気が付きます。子供はむしろすごいなとしか思いません。このあたりはフェイトで表現しましたね。その後彼を救おうと大人たちが頭を悩ませ、心の器を直し、三人娘を護って欲しいという当座の人生目標を与えることで仮初の中身を注いだ。心をメインに捉えると、第一部はこう説明することになります。

 壊れてしまった少年の心を繋ぎ止めるものとして私が使ったものは、人間と人間の関係性に尽きます。人間の手によって壊された心を癒すことなんて、結局のところ人間にしかできません。私はそう考えています。だからこそあえて第一部の中で物語の進行上重要な局面では、基本的に"大人対子供"で話を展開してきました。むしろ"子供対子供"を描いているときは、その両者のすれ違いや不和性を際だたせるため使ったと言っても良いです。少し前に主人公マンセーという意見がありましたが、そう見えるように書いていたのですからそれは一向に構いません。ある程度発展した社会において、大人というものは子供を護り、導く義務が発生していると言ってもいいでしょう。法律的にどうというよりも、道義的にそうすることが当然になってきます。そういった状況下を想定した中で、"大人対子供"を描いてきましたので、まあ第一部はある程度主人公マンセーになってもしょうがないです。
 その中で大人の代表者として使わせていただいたのが、リンディ・ハラオウンです。人妻です。未亡人です。熟女です。落ち着いてよ私。まあ、りりなのは基本的に子供同士の話なので、まともな大人が彼女しかいないんですよね。高町夫妻についてははっきり言ってゲストキャラレベルですし。何よりもりりなのでは彼女が母親としてのキャラを確立しているから、第一部の話の上では重要な役割が与えられているわけです。個人的に最も母親であるのはプレシア・テスタロッサだと思いますが、あの付けてない&履いてないご婦人はちょっと使いようがない。将来的には一つ話を書いてみたいところではありますが、それは先に取っておきましょう。
 話の中で度々出てきた言葉で"役割"というものがあります。これも人間同士の関係性を表すために多用しました。人間がたった二人でも集まれば、それは小さくても社会が形成されたことになります。社会が形成されれば、その集団の中で各人にはかならず何かの役割が与えられます。主人公との関係性の中で三つのメインの役割があり、"護る者"と"護られる者"と"並び立つ者"がそれです。主人公は護る者によってスタートラインに立ち、護られる者によって成長し、並び立つ者によって成熟します。言うまでもないですが、一つめはリンディ、三つめはシグナムです。二つめについてはある特定の個人を指すわけではありません。三人娘やメカジマ姉妹、数の子、ジェイルもそれに含まれます。厳密に言えばその代表を一人出しますが、それはまた追々やっていきます。この代表三人が空の少年のヒロインですね。

うだうだ書いて自分でも何言ってるか微妙に分からなくなってきましたが、こんな感じです。以後は二、三のオリジナル事件を挟んで空港火災、そしてstsへと続きます。これからもお付き合いいただければ幸いです。

ではまた。(´ω`)ノシ。
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