現在リリカルなのはの二次創作と日記を掲載。そのうちオリジナルの恋愛物も書くかも……
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
空の少年20~氷海の騎士~
少年は自らが暮らすその街を最低だと思っていた。

ゴミ溜めのような視界に入れることすら拒否したくなる街並みはもちろんのことだが、なによりそこに生きる人間の目が嫌いだった。

誰の目にも将来の希望なんてものは映っておらず、その色はどす黒く濁って、その中にあるのは腐りきった絶望だけだった。

年老いた者の中には過去と現在のどうしようもない落差を嘆く者もいたが、彼が物心ついたころには街は既に今と変わらぬ様相を呈しており、老人達の昔語りは所詮夢物語に過ぎなかった。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。